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ごあいさつ
市制施行40年、人口7月1日万の太宰府市は、小学校7校、中学校5校(うち私立1校)を
抱えています。
菅原道真公ゆかりの太宰府天満宮をはじめ、2005年開館の九州国立博物館、韓国プヨ市との姉妹都市関係(今年10周年)、令和の里(大宰府政庁跡、坂本八幡宮)等、本市を彩る歴史的・文化的話題は尽きません。
本市の教育の基本理念は、「郷土を愛し、地域とともに生き、自ら生きる力を培う人づくり」
(令和元年5月 太宰府市教育大綱)です。
太宰府東小学校は、市内の小学校としては、もっとも新しく、昭和59年に創立され、
標高868mの宝満山に連なる高雄山丘陵に切り開かれた住宅地の東端に位置しています。
子どもたちは、宝満山に顔を出す朝日を正面に浴びて坂道を登校し、眼下に広がる市街地の
向こう、背振山系に沈んでいく夕日を追うように家路を駆け下りていきます。
本校(本市)では、平成27年度に市指定のコミュニティ・スクールとなり、学校・家庭・
地域がそれぞれ双方向に連携・協働することによって様々な取組を行い、地域とともにある
学校づくりを推進するとともに、子どもが育つ地域基盤の形成を目指しています。
本校の学校教育目標は、「心豊かで、進んで学ぶ、たくましい子どもの育成」です。
そして、目指す子ども像として次の3つを掲げています。
○意欲を持って、主体的に学ぶ子ども ・・・「主体性」
○仲間とともに、最後まで力強く頑張る子ども・・・「協働性」
○他者を認め、思いやる心をもつ子ども
本年度は重点目標を、「自分から行動し、ともに力を合わせ、お互いを認め合って学ぶ子ども」としました。キーワードを通して子どもたちに共通理解を図っていきます。
特に、学習指導においては、基礎・基本の徹底を図るとともに、交流活動(協働的な学び)や「書く」活動、ICTの活用を位置づけた授業への転換を図っています。
また、生徒指導においては、「4つの宝」(挨拶、掃除、歌声、思いやり)磨きを徹底できる
ように、高学年のリーダーシップのもと、子どもの主体的な活動を進めています。
令和7年4月1日
太宰府市立太宰府東小学校
校長 松藤 浩二